【所感】 第70回全国中学校理科教育研究大会へ参加して

 

三日間、広島の事務局長として全中理東京大会へ参加させていただきました。 毎年、この事務局長という仕事は大変なのですが、この大会へ参加させていただいて、大変勉強 になることが多く、この大会をきっかけに、本の執筆に関わらせていただいたり、文科省の視学官 や調査官から最新のお話を聞くことができ、まだまだではありますが、自分の授業に取り入れる ことができています。

さて、今回参加して、自分が感じた3つのことを少し書かせていただきます。

1自分ができてないことを痛感、だけど伸び代しかないと思え  

自分の授業もそこそこできてるかなくらい思っ ていましたが、文科省の方の講話や、分科会を聞けば聞くほど、「あ、この方法あるんだ」、「あー、その気持ちや、その視点がなかった」、「評価の部 分、自分理解してなかったな」、「え、この用語何?その用語使って質次応答してるついていけな い・・。」と自分のできないところばかり、グサグサ胸に刺さりました。自分がやってきた授業で、文 科省の方みたいに話ができたり、分科会で発表された先生方のように発表ができるかといえば 多分できないでしょう。  だけど、逆にいうと、16年やってきてもまだまだ伸び代があるんだなと実感してます。生物学的 にいえば、「進化とは環境に合わせて変化できた生物でる」となりますが、その時代に合わせて 授業も変化できるよう、頑張って行きたいなとあわためて思いました。(最近ハマっている漫画「あかね噺」の影響もあるかも知れません(笑))

2若手をしっかり育てよう 

 1で自分の決意表明をしたにもかかわらず、自分もそう長くないかなと。(別に管理職になるわ けではないし、なりたいわけでもないですが)というのも、今回分科会で発表されていた方が、多 分自分と同年代か、それよりも下の方が多かったです。正直、今の自分の県・市の力で今回の東 京大会のようなことができるかといえば、難しいのかなというのが肌感覚です。 ということは、若手の育成が急務だと感じています。このHPやblogも理由の一部としてその一環 で始めています。

 だからこそ、未来ある若手を育てていきたいなと感じました。

3◯◯だからできないは現代では通用しない 

 よく発表や授業研究の後に「これって先生だからできたんですよね」、「生徒がいいからできた んですよね」、「東京の環境が整ってるからできたんですよね」ということが聞かれますが、この期 に及んでこの言い訳はできないですよね。と感じました。特に、ICTが発展し、1人1台の端末があ ることで情報は環境に関係なく手に入る事ができるようになりました。また、今までは移動して見 に行ったり、指導をしてもらうのに来ていただいていた事が、回線一つで繋がることができるよう になりました。つまり、情報、物はあるわけです。 となると、2でも述べましたが、今後は人同士の繋がりと、アイディアになてくるのだろうなと。だ からこそ、


 ・先生だからできた

 →いやいや、あなたは情報を集めましたか?誰かと繋がりましたか?

・生徒がいいから

 →現状の生徒をしっかり観察てますか?対処法を勉強しましたか? 

•東京だからできるんですよね  →仮に教員の移動が大変だ、少ないと言っても、今はネットで繋がれる時代ですよ。その辺りを 考えましたか?

となるのだと思います。

明日からはセンターで研修がるものの、ほぼ休みです。しっかり充電をして、また夏休み明けか ら頑張ろうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【第70回全国中学校理科教育研究大会記録は各内容をクリック】

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