第70回全国中学校理科教育研究会東京大会【2日目文部科学省講演】
【第70回全国中学校理科教育研究会東京大会2日目】
2日目、会場は東京ビックサイト!
→東京オリンピック・
広い会場で、開会式が行われました。
開会式は、来賓祝辞や表彰がメイン。そして、
【以下内容のまとめ】
文部科学省講演 視学官 藤枝秀樹 先生の講演より
◯
①探究の過程を踏まえ授業改善 →だいぶやっているが、やると時数が不足する。
②指導と評価の一本化のための学習評価 → 主体的な学びの部分がやはり認識不足。
③ICTの効果的な活用 → 取り入れる教員と全く取り入れない教員の差が大きい。
◯改訂のポイント
・科学的に探究する学習を充実
・日常生活や社会との関連を重視
→この2つを大事にしてほしい。
◯教員に求められるもの
・インタープリター(翻訳者)である。→
・ティーチャーよりもファシリテーター(伴走者)→
◯10年前と何が変わった?
・3つの資質能力が端的にわかりやすく書かれている。
・10年前は見方考え方を養うことがゴールであったが、
(「見方・考え方」は資質・能力を育成する過程で働く、
ここでは、この資質能力をみたいというもので、
◯予測のつかないものに立ち向かうのが今の子供達
・全教科について、正解のないものに立ち向かうために、
◯全国学力状況調査を踏まえて
以下のサイトに参考動画があります。
https://www.nier.go.jp/
ここを参考にまた探究の過程を意識した過程を考えてほしい。
(ここから「神調査官に交代」)
◯大問1で静電気に関する質問を出したが、
→これをどうすれば良いのか、参考例を出す。
・ペットボトルに小さい球型発泡スチロールを入れて、
・調査問題が、探究の過程に沿って行っている。
・課題のアイディアも1つではないので、
・H29年にアイディア集をDVDで配布しているので、
◯調査問題の活用として
①問題の構成が「探究の過程において」となっている
②問題を見出す場面について
③理科が身近に感じる工夫
(再び藤枝先生に交代)
◯新学習指導要領に関した評価について
・国研の評価と指導の一体化に関するpdfを見てほしい。
・学びに向かう力、人間性を見とるのが難しいということがある。
→ABCをつけて馴染まないという課題がある。
→生徒の内面に関するので難しい。いいところを見出してほしい。
「主体的に学習に取り組む態度」の評価
・2軸(横:粘り強く学習に取り組む態度)、縦(自己調整)
・例えば単元や授業(観察、実験)の中で「
その際、①粘り強く学習に取り組む態度
②①の中で、自ら学習を調整しようとする態度 を見とっていく。
【基本的な考え方】
→学習指導要領で求められていることが「概ね満足できる」
→ただし、学校や生徒の実態に合わせて基準を定めて良い。
◯参考事例
*判断基準表(ルーブリックなど)
*チャック項目(チェックリスト)
◯評価の観点(主体的に学修に取り組む態度) → ワークシートの記述を評価
◯指導と評価の計画を作成することが重要 → 評価の項目を入れることが重要
*特に大規模校であれば、
(「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料(
・毎回見とるのは難しい。
・単元の中で、3つの観点について、
・評価の方針や評価基準を授業前に、できれば生徒に示しておく(
・まずはできるところから少しずつ、
◯ICTの効果的な活用について
・文部科学省 mextchannel にあり。
・理科は実物が大事。観察・実験などの指導にあたっては、
・文科省「StuDX Style」をみてほしい。
◯現在の課題を解決するために
上記の3つの課題を解決するために
・日々の授業作りを大切にすること
→授業をデザインする力の向上
①この授業の本質は何か
②この授業で身につけさせたい能力は何か
③その能力が育成できたかをどのように評価するのか
④この授業はどの探究の過程を重視するのか
⑤そのためにどのような環境づくり(問いかけ・準備・支援など)
→授業前にデザインをしてほしい。この①〜⑤
メモの走り書きで申し訳ないのですが、
とりあえず、2日目は前半だけでボリュームがあるので、
(2日目後半へ続く)
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