【こうするのがよいのかな?】評価の割合どうしてますか?【悩むよね、何で評価するのか?】

  今回は、多くの先生が毎年頭を悩ませる「評価の割合(配点)」について、我が校の「定期テスト年3回」のケースを例に考えてみました。

 私の評価の基本スタンスは、

➀「定期テスト一発勝負にせず、日頃の多角的な頑張りを評価すること」

➁テストも大事だが、理科として身に着けるべき、レポートの書き方や、実験観察の技能を評価すること

➂主体的に学ばせるために、振り返りや単元レポートも評価すること

以上の3つが基本です。


※もちろん「3つの観点(知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学ぶ態度)のウェイトを、すべて均等(1:1:1)にすること」が基本だと思っています。

具体的な配点バランスは、以下のように設計しています。

◎ 評価の配点バランス一覧表

評価対象知識・技能思考・判断・表現主体的に学ぶ態度備考・具体的な内容
定期テスト①5050
定期テスト②5050
定期テスト③5050定期テスト合計300点
実技・小テスト6030顕微鏡、回路、ガスバーナーなど
実験・観察レポート3060評価基準(A〜C)を点数化
単元レポート120自分の考えをまとめるシート
提出課題(ワーク等)60取組内容や振り返りシートの評価
振り返りレポート60テストへの取組や生活との関連
【合計】240240240総計:720点満点

○各評価項目の狙いとこだわり

  • 定期テスト(計300点分)

    各回「知識50点・思考50点」の100点満点。全体の約4割というウエイトですが、多角的な評価をするにはこれくらいがベストだと考えています。

  • 実技テスト・小テスト(知識60点/思考30点)

    理科ならではの顕微鏡やガスバーナーの操作、岩石並べなどをここで評価します。また、小テストをこまめに行うことで、定期テストの範囲が広くなりすぎて生徒がパンクするのを防ぐ狙いもあります。

  • 実験・観察レポート(知識30点/思考60点)

    毎回のレポートにA・B・Cをつけ、テスト前後に「AAAAAなら20点」「AABBAなら18点」のように点数化して集計しています。

  • 一番悩む「主体的に学ぶ態度」(計240点分)

    観点①・②とバランスをとるために配分が大きめ(全体の3分の1)になっています。

    • 単元レポート(120点): 単元の中で自分の考えを深める記述シート。

    • 提出課題(60点): ワークの答え合わせだけでなく、「どのように取り組んだか」のプロセスを点数化。

    • 振り返りレポート(60点): テストへの向き合い方や、学習内容と日常生活の結びつきを振り返ります。

○あえて「やらない」ことと、大切にしていること

 逆に、私がやらないと決めているのは「授業中の見取りによる毎回の平常点評価」です。クラスごとの状況で基準がブレやすく、毎時間全員を正確に見取るのは現実的に難しいため、あえて外しています。

その代わり、「評価基準の透明性」が生徒に伝わるようにしています。

 テストの採点基準やレポートの「A基準・B基準」は必ず黒板に明記します。返却時も、Aなら「Good!」、Bなら「ここが足りないよ」と具体的にコメントを添えます。プリントだけでなく、ICT(写真やスライド)で提出された課題も同様です。

 評価が入試に関わる以上、私たちは非常に慎重になりますが、同時に「生徒の頑張りが最も目に見える形になるもの」でもあります。

 ぜひ皆さんの学校の割合や、「うちはこう工夫しているよ!」というアイデアがあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです!


別件ですが・・・・。


先日アップした記事【とりま作ってみた】全単元コンプリート!中学校理科「指導と評価の計画」をすべて公開します!【自分の過去を振り返っても見たよ】にたくさんのアクセスをいただき、ありがとうございました!感謝感激です。

一部改訂しつつ、ホームページの資料と合わせて8月中のアップを目指して頑張ります!

今後の予定:

  • 〜8月:前単元の毎時間資料アップ

  • 9月中:YouTubeに各単元の解説動画アップ

  • 10月中:実験動画のアップ

    (ブログは週1ペースで更新予定です!)


まあ、今までの自分の授業を振り返りつつ、ぼちぼちやっていきます。

追記
kant-scienceのロゴを作っていました(笑)




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