【2024年大会参加記録裏版】第71回 全国中学校理科教育研究会 山梨大会旅日記【記録的地震と豪雨とプラモデル編】

  

【1日目:移動日・ざるそばの山菜トッピングから静岡のプラモデルへ】

初日の朝は学校で部活の指導を行い、10時過ぎまで勤務。その後、慌ただしく帰宅して近隣の駅から新幹線へ! ちょうどお昼時だったので、駅の立ち食いそば屋さんへ駆け込みました。 注文したのは「ざるそば + 大好きな山菜トッピング」。券売機で買ったあと、チケットを受け取ったおばちゃんに「え、この人、ざるそばに山菜トッピングラー!?」というような驚きの顔をされましたが、そんなことは気にせず美味しくいただきました(笑)。

まずは岡山まで「さくら」に乗車。さすがさくら、シートがとにかくきれいで快適です。隣に知らない外国の方が座ってきて少しドキドキしましたが、持参した本を読んだり、職場で「お供にどうぞ」といただいたお菓子をポリポリ食べながら岡山へ。窓側だったので「エクスキューズミー」と言ってシートをどけてもらい、無事に岡山で乗り換えです。



 乗り換えまで20分ほど時間があったので駅の待合室付近をうろうろすると、セブンイレブンで「岡山中四国フェア」を開催中。エビ飯おにぎりがめちゃくちゃおいしそうだった……!

岡山からは今度は「ひかり」に乗り換え、静岡まで約3時間の移動です。さすがひかり、指定席の隣の席は誰も来ない(笑)。PCを持参していたので、車内でしっかりと仕事も片付けながら移動できました。


そして静岡に到着。

静岡って、正直広島より発展しているのでは……? と思わせるほどの素晴らしいシティーステーション! なにより、大好きな「ちびまる子ちゃん」があちこちにいて、なんて素敵な街でしょう。

乗り換えの待ち時間が1時間ほどあったので駅周辺をうろうろしていると、この街が「プラモデルの街」として猛烈にアピールしていることが判明。なんと駅前に「プラモデルの展示場」があることを知り、気が付いたときにはもう足がその場所に向かっていました(笑)。


足を踏み入れた瞬間から大興奮!

「ミニ四駆だ!」「MIYATAのロゴだ!」「BANDAIのプラモデルだ!」と、いつまでもずっと見ていられる空間です(笑)。「RX-78(ガンダム)デカっ!」「シャア専用ザクもデカっ!」と心のなかでずっと実況していました。

660円のガンプラ(エアリアル)を買うかどうか本気で悩みましたが、お財布事情を考慮して「帰りにまだあれば買おう」と心に誓い、後ろ髪を引かれつつその場を去りました。

(※プラモデル展示場の写真)







さて、時間になったので特急「ふじかわ」に乗車。 指定席を取っていたにもかかわらず、ふじかわの自由席はガラガラで空きすぎ(笑)。富士山が見えるであろう窓側に座り、いよいよ山梨へ出発です! ……が、しかし。窓の外は「富士山はどこへ?」というくらいのドンヨリ曇り空。そして山梨へ向かう車窓からは、本当に【山、山、山】! どこを見渡しても山ばかり(笑)。鈍行ではなく特急が走っていること自体が不思議なほどの山深さでしたが、秘境感や温泉街の雰囲気がほどよく漂っていて、とても素敵な車窓の景色でした。

 

【甲府到着と、まさかの激しい嵐】

約2時間をかけて、夜8時頃にようやく甲府市へ到着。 ホテルに荷物を置いて夕食を食べようと街をうろうろしたのですが、さすがは飲み屋街。そして私はお酒が全く飲めない体質……。有名どころのお店は20〜21時で閉まってしまうため、開いているのは飲み屋ばかり。 うーん、うーんと歩き続け、結局ホテルの近くまで戻って小さなラーメン屋さんに入りました。

――これが大ヒット! 昔ながらの定食屋さんで、700円というお手頃価格で山梨名物の「鳥もつ煮」をいただきました。甘辛い味噌味がめちゃくちゃ美味しい! なんだか地元に帰ったような感覚になりました。うちの街でも、有名な美味しいお好み焼き屋さんより、地元民しか知らないようなちょっと古くて隠れた名店が実は一番落ち着く、あの感覚と似ています。

 で、お店で食べている最中から、窓の外では「ザーッ!」と豪雨、そして「ピカッ、ドーン!」と大音量の雷の嵐!! 慌ててホテルに駆け戻り、ホッとしてテレビをつけた途端、山梨県に大雨・雷警報が発令。私のスマホも「ピロリロリン!」と土砂災害警報の警戒音が鳴り響く事態に! そこから激しい雷が続き、一時は停電も起こるという、なかなかにスリリングな旅の1日目となりました。


  

【2日目:大会本番、そして相次ぐ地震速報】

2日目からは、いよいよ本番の全国大会です! 理事会からの参加でしたが、報告書にも書いた通り、今年度の様々な活動報告や重要な決議が行われました。 ブロック会議では美味しいお弁当をご馳走になり、午後からは会場移動のため徒歩で15分ほどかけて開会式の会場へ。いい感じの食後の運動になりました。

会場に着くと、これまで大変お世話になった東京の先生方にお会いでき、久しぶりの再会に話が大盛り上がり! 各企業の展示ブースなども見て回ることができ、理科教員として終始ワクワクしっぱなしでした。 特に、今の授業でどう展開しようかずっと迷っていた「放射線」について、照射した素材としていない素材を比較できる実験キットをゲットできたのはかなりの大収穫でした!

開会式や文科省の真井調査官によるご講演の内容は報告書に譲るとして……ここでとんでもないハプニング(?)が。 文科省の講演の最中、会場中のスマホが「ウーウー!」と一斉に鳴り響きました。そう、広島に地震速報が届いたのです(広島は震度3の予測)。すぐさま家族に安否確認のメッセージを送信。 するとその直後、今度はさらに大きな速報で「宮崎で震度6弱」のテロップが! 「えっ!?」と慌てて、今度は実家の親と妹にすぐさま連絡。講演の内容が全く頭に入らなくなってしまいましたが、しばらくして無事が確認できて心底ホッとしとしました。講演終了後には実家とも無事に電話が繋がり、本当に一安心でした。


 

【大満足のレセプションと、早朝の武田神社ランニング】

夜は待ちに待ったレセプションへ! 奈良の先生方や文科省の調査官の方々とたくさんお話しすることができ、本当に有意義で楽しい時間でした。 そして何より――料理が何を食べても美味しい!! 普段はお酒をほとんど飲めない私ですが、このときいただいた赤ワインは「赤ワインってこんなに美味しいんだ……!」と感動するほどの味わいでした。 さらに後から知ったのですが、このレセプション会場はなんとあの「シャトレーゼ」が経営している施設とのこと! だからデザートがシャトレーゼのケーキ食べ放題だったのか!! 「うしゃーーー!!」と心の中でガッツポーズを決め、デザートは全種類しっかりと制覇させていただきました(笑)。 

(※レセプションとデザートの写真)



 美味しい食事を頬張りながら、調査官の先生方と今後の理科教育のあり方について熱く語り合えたことも、素晴らしい思い出です。

 

【3日目:朝ランからの分科会、そして夜の懇親会再び】

3日目は分科会が9時スタートということで、朝の涼しい時間に武田神社を目指して6時頃からランニングをスタート! 緩やかな上り坂をトボトボと登っていく途中、山梨大学のキャンパスがあったりして、「こんな自然に囲まれた素敵な環境でも、若者たちが集まって熱心に学んでいるんだなぁ」としみじみ感じました。 途中で地域の方や、近くの山梨学院大学の学生さんと思われる大学生ランナーともすれ違い、「全国どこを走っても、走っている人はいるもんだな」と実感。 GPSの調子が少しおかしかったのですが、おそらく3kmほど走って無事に「武田神社」に到着しました。

 私は歴史にはあまり詳しくないのですが、「風林火山」といえば武者ガンダム(※SDガンダムの武者世代です笑)でお馴染みのあの武将を思い浮かべながら参拝。 お参りをしていると、突如社殿の中から「ドーン!」と大きな太鼓の音が響き渡り、本気で飛び上がるほどびっくり! あとから宮司さんが朝の厳かな礼拝を始められたところで、人がいることに全く気づいていなかったので本当にビビりました(笑)。 帰り道は緩やかな坂道を軽快に下り、ホテルへ帰着。シャワーを浴びて朝食をとり、いよいよ分科会へ向かいました。

 (※武田神社周辺やランニングの写真)



 分科会の内容は報告書のとおりですが、なんと、最後に発表された先生の出身地が私の地元のほんの目と鼻の先であることが判明! 質問のときに「実は実家がすぐ近所なんです」と声をかけたところ、その先生も今まさにその周辺に住まわれているとのことで、超ローカルな地元トークで大盛り上がりしました(笑)。やっぱり地元の話っていいですね。

その後、会場を移動するために外に出ると、偶然にも広島チームや島根の先生方とバッタリ合流し、一緒にタクシーで移動することに。お昼ご飯もご一緒させていただき、島根のローカル話や、ひょんなことから「実はランニングをしているんです」という話題で持ち切りになり、マニアックな大会の話で大盛り上がり。こういう偶然の出会いと交流が、出張の醍醐味です!

記念講演や閉会式を終えたあとは、夜に東京の先生方の懇親会へ参加させていただきました。 オンラインでは画面越しにお話ししたことのある方々とついにリアルで対面でき、東京の学校現場の最前線の取り組みや、発表者の方の生の声を聞けたことは非常に貴重な時間でした。全中理の役員の方々や、以前の全国大会事務局長としてお世話になった方々とも直接意見交換ができ、本当に嬉しかったです。


【再びの地震と、てんやわんやの最終日】

飲みすぎでちょっとグダグダしながらホテルで横になっていると、スマホからまたしてもあの「ウーウー」という嫌な音……! 「うわ、また来た!」と思った瞬間、もう体が揺れていました。 一瞬ガタガタと縦揺れが来ましたが、揺れ自体は10秒ほどですぐに収まりました。すぐにテレビをつけると、どうやら横浜方面の地震だったよう。すぐに横浜の友人に安否確認の連絡を入れると無事とのことで一安心。最近あちこちで地震が多くて、少し不安が募る夜となりました。

 

 

【最終日:エクスカーションと怒涛の帰路】

最終日は待ちに待ったエクスカーション(先進技術リニアと世界遺産富士山コース)の日! 朝起きて荷物をしっかりまとめ、チェックアウト後に駅のコインロッカーへ大きな荷物を預け、ロッテリアでカフェラテを飲みながら優雅に集合時間を待ちました。

……が、集合の15分前に駅に戻り、指定されたバスを探してウロウロしているとスマホに着信が。 「あー、〇〇ツアーの係の者ですが、お客様今どちらにいらっしゃいますか……?」 焦ってあたりを見回すと、なんとバスは自分が勝手に予想していた場所とは全く違う反対側の位置に停車していました(笑)。 急いで走って向かったものの、すでにバスはほぼ満席状態! ご一緒するはずの皆様、本当に申し訳ありませんでした……! ただ、結果的にそのハプニングのおかげで、昨日のお昼をご一緒したメンバーと同じ席の近くになり、車内は急遽「島根&広島の情報交換会」の様相を呈して大盛り上がりとなりました。


 リニア見学センターでは、念願のミニリニアに乗車して大の大人が生徒のようにはしゃぎまくる(笑)。だって、本当に浮いているんですから! 電磁誘導の凄まじさを体感できました。そしてお土産コーナーでは、鉄道好き&理科教員としての血が騒ぎ、リニア限定グッズを爆買いしてしまいました(笑)。 その次の目的地「山梨県富士山科学研究所」も非常に興味深い場所でした。富士山の圧倒的なスケール感や、裾野での研究から分かる地球の歴史。特に、地層をそのまま丸ごと剥ぎ取る「地層のはぎ取り展示」なんて普段なかなかお目にかかれないものを見せていただき、教材研究としても大いに勉強になりました。

途中、車窓から見えた「富士急ハイランド」の絶叫アトラクションの数々に、「遊園地好きとしては一度でいいから遊びに来てみたいなぁ」と強く惹かれつつ、全日程の見学が無事に終了!



【怒涛の帰路と、車内での名作鑑賞】

見学終了後、甲府駅での帰宅準備をわずか20分で完了させました。 しかし、折からの南海トラフ地震臨時情報の影響で特急列車が運休している区間があり、帰りは静岡まで鈍行列車で移動することに! 広島組の先生方とおしゃべりをしながら、3時間かけてなんとか静岡駅へ到着しました。

 静岡駅では、往路で買い逃してどうしても欲しかった「SDガンダム(エアリアル)」のプラモデルを無事にゲット! そこから新幹線で名古屋経由で広島へ向かいますが、途中「新幹線が遅れている」との情報が入り、乗り継ぎがうまくいくかヒヤヒヤ。ただ、どの新幹線も一様に遅れていたおかげで、結果的に焦る必要もなくスムーズに乗車できました。

帰りの新幹線の中では、アマゾンプライムで話題の映画『ゴジラ-1.0』を鑑賞。 以前は別の女優さんのファンだったのですが、なぜか推し変を経て『シン・仮面ライダー』にも出演していて、この『ゴジラ-1.0』にも出演されている浜辺美波さんのファンになってしまいました(笑)。 映画の内容としても、単なる怪獣映画の枠を超え、「ゴジラという存在を通して戦争を描いた戦争映画」として、私たちに「戦争とは何か」「平和とは何か」を深く考えさせる素晴らしい作品でした。子どもたちに平和や科学のあり方を伝えるための導入としても、すごく考えさせられる内容でした。

そんなこんなで、出発した昼の1:30から、家にたどり着いたのは夜の11時というなかなかの長旅。 トラブルや地震のハプニングもありましたが、それも含めて最高の思い出となる、初めての甲府・山梨への大充実の旅でした!

 

コメント

このブログの人気の投稿

【とりま作ってみた】全単元コンプリート!中学校理科「指導と評価の計画」をすべて公開します!【自分の過去を振り返っても見たよ】

【若手教員応援企画】単元を見通した理科の授業準備【こんなことしてました】

【お礼&ごめんなさい( ;∀;)】サイトが見られなくなりまして【うれしいような、悲しいような……。】