【読書記録⑳】No.1メンタルトレーニング ―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくる【古い本だけど、言われていることは確か】
No.1メンタルトレーニング
―本番で最高の力を発揮する最強の自分をつくる 西田 文郎 (著) 2010/9/14
中古で購入のため、多分もともと購入された方がたくさん書き込みをしていた(笑)。スポーツにおけるメンタルに関しては今まで一番しっくり来た内容かも。
以下一部抜粋して抜き出します。
ボクシングは、他の競技にまして「負けず嫌い」でなければ、選手として大成できないスポーツです。そのボクシングでWBAとWBCの両タイトルを獲得し、今は日本プロボクシング協会の会長を務めている大橋秀行さんが、こう尋ねられたことがあります。
「将来、世界チャンピオンになれる選手かどうかわかりますか?」 大橋さんの返事は、「わからない」でした。しかしその後、こうつけ加えています。
「世界チャンピオンになれる選手はわからないが、なれない選手ならわかる。周囲に不満を持つ選手は、どんな素晴らしい素質があってもチャンピオンには絶対になれない。」
これはご自身の経験を踏まえたものです。
大橋会長は、小学生の頃からボクサーを目指し、子供ながら 1 日 2 食を通したほどの意思の人です。けれど、「150
年に 1人の素材」と言われながら、ここ1番の勝負になると何故か勝てません。なんとなく勝てそうな格下の相手にも負けてしまう。そんなことが続き、「なぜだろう」と自分に問いかけた大橋会長は、思いがけない答えを見つけます。
「結果が悪い試合を振り返ってみると、そういう時は決まって指導者や環境に対して、不満を持っていた」 そのことに気づいてから、その不満をなくすように努力したといいます。
「不満」の反対は感謝です。不満を感謝の心に置き換えるにした時から、「不思議と結果が出るようになった。」と大橋会長はいいます。
このお話を脳科学的に解釈すれば、不満というストレスのために否定的な脳になっているときは、体のキレが悪くなり、判断力も低下する。しかし、「ありがたい」という感謝で脳を肯定的にしたら、脳の機能が格段に上がったということです。
その不満こそ、あなたがもうひとつ優秀な選手に成長しきれない原因かもしれません。ですから大橋会長にならって、その不満を感謝に切り替えてみましょう。それには不満の対象である人や環境を、別の角度からみる必この感謝の気持ちがとても大切なのだろうなとこの本をよんであらためて思いました。もうすぐ入試もありますが、この「おかげで」の気持ちを常に持てるようにしましょう。
要があります。 その人や、その環境によって、あなたが助けられていること、また、助けられてきたことがきっとあるはずです。そういう「おかげで」に切り替えてみてください。
こう切り替えるだけで、もうあなたの脳は少し肯定的になっています。
確かに、不満があるときはメンタルが不調。逆に感謝とか、相手に対するリスペクトがあればそれはそれでできる。そんなことを改めて考えさせられた。
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