【読書記録④】校長先生、幸せですか【あ、こういう視点で学校運営するのね】

 校長先生、幸せですか?  住田 昌治 教育開発研究所 (2023/8/19)



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住田 昌治先生の著書は、「管理しない校長が、すごい学校組織をつくる! 「任せる」マネジメント」を立ち読み程度で読ませていただいたことはありますが、管理職がどのような視点で育てなければならないのか、なるほどなと考えさせられることが多いです。立場上、○○主任などとなることが多くなり、「この場合、どうしたらいいのだろう」と悩むこともあり、また、手本となるのが今まで自分が頼ってきた○○主任ならどうするのだろうかという記憶と経験。

この本は、それらを体系化して、再度自分の考えを見直すきっかけを与えてくれました。

(決して管理職になりたくて読んだわけではないことをお断り申し上げます。)


その中でも、自分が気を付けようと思ったことは2つ

①機嫌よくいること

これが一番難しいかなと。やはり、忙しすぎると、機嫌が悪いことが多々あります。自分の場合、「寝ていない(11時以降に寝ると機嫌が悪いことが多い)」、「自分がやらなくて済む仕事が急に入った(この空いていた時間でこれをしようと思っていたのに、むきー)」、「言われたことをしてくれていない(あ、これ言ったよね。納得したよね。なんでしてないの)」というこの3つが主に機嫌が悪いとき。そして、相手が気を使ってくれるのが目に見えるとものすごくあとから申し訳ないなと思いへこむ。この繰り返しでした。

だからこそ、明るく痛いなとか、アンガーマネジメントとか、自分が機嫌よくなると、生徒がご機嫌になると暗示をかけて毎日いたいなと思わせてくれました。


②任せてみる

これは自分がこの6年くらいクラス経営で実践せいてきたことです。よく生徒に「明日から自分が来なくなったとしても、自分たちで動けるようになれ」と言っています。それは、自分たちで考えて行動できるようになってほしいことと、ある種ルーティンワーク的になれば、大丈夫であることを考えています。

特に前者においては、指示されるだけではなく、自分たちで何が必要なのか、どうしたいのか、そんなことを考える力をつけていきたいなと考えています。そして、○○先生がいないとだめだなーとか、○○さんがいるから大丈夫みたいな、その人がいないとだめになるというようなことがないようにすることが大切だろうなと思います。


そんなことを考えさせてくれる内容でした。


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